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役者さんって、職人さんなんだと思いました。

  • スタッフK
  • 2022年12月12日
  • 読了時間: 3分
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「役者さんって、

 単に個性的なアーティストっていうだけではなくて

 とても職人さんなんだなって、強く感じました。」


最近自分がお客様と『拾われた男』のロケ話をさせて頂く時、そんな事をいつもお話しています。


ちょっと長くなってしまいますが、

せっかく貴重な舞台裏経験をさせて頂いた身ですので、

今日はその事についてのお話を。


 先日店主もお話したように、

今回のドラマ撮影現場ではほんの一瞬のシーンでも

何度も何度も繰り返して撮影が重ねられていました。


それはテストや画角違いではもちろんのこと、

同じ画角であっても、

あるいは素人目にはミスなんか全く無いように見えても、

何度も繰り返すんです。


その1シーンのテイク数たるや2回、3回どころでなく、

10回ぐらいは繰り返す時がほとんどでした。


何十人もの人が集まり、何時間もかけて、

文字ならほんの数行のセリフをこんなに繰り返し丁寧に撮影するんだと、本当に驚きました。


 そんな丸一日がかりの撮影を見学させて頂き気付いたのが、

役者さん皆さんの変わらない演技への「熱量」と「再現力」


だって例えば、

テイクの1回目と、5回目と、10回目のセリフを編集して継ぎはぎしたってきっと全然分からないだろう程に、

役者さんは毎回

同じ語調、同じテンポ、同じ熱量で演技をされ、

何度でも完璧にそのシーンを再現されていたんですから。

もちろん生身の全身を使ってです。


どんな役柄であっても、

台本や監督さんからのオーダーなら何度でも完璧に再現が出来るって、

まさに職人の技ですよね。


 今回お越し頂いた役者さん皆さんがそんな凄い方ばかりだったのですが、

中でも特にその事を感じさせて頂けたのが、

主演の仲野太賀さんのお芝居。


お店がご協力した3日間の撮影全てで間近に演技を拝見出来たのですが、

丸一日がかりの始めから終わり迄、

いつも全力で、しかし変わらないペースでお芝居をされていたのが、

とても印象的でした。


 明日NHKで放送の最終回では、

そんな熱量ある演技をされる仲野太賀さんの

「泣きの芝居」が観られるシーンがあるのですが、

必見です!


兄・タケシ役の草彅剛さんも、

そのシーンのお相手役としてしっかりと受け止められています。


『拾われた男』地上波放送をここまでご覧いただけた方へ、

最終回まで何卒是非お見逃しないよう、

(ほんのちょっぴりだけ制作に携わらせて頂いた店の者として)

どうぞ宜しくお願いします!


  スタッフK


〈おまけ話〉

ちなみに余談なのですが

たいへん僭越ながら私スタッフK、

仲野太賀さんと同じ杉並区出身、同じ身長168センチである他にもう1つ、

ほうぼう屋撮影最終日にお互い驚いてしまったちょっとした共通点があったのですが、

それについてはいつかまた別のお話で。


…というか、ほうぼう屋のカウンターで。(笑)

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