ラッシュは死すともこのアルバムは死せず。
- 店主すー
- 2018年10月3日
- 読了時間: 2分

13年前の集中豪雨でほとんどのレコードを失った私ですが、かろうじて残った数十枚があります。
そんな中から、久々に引っ張り出してみたオーティス・ラッシュのレコード。帯に書いてある文字が思わず目に入りました。
「ラッシュは死すともこのアルバムは死せず。」
…本当にそうなってしまったんですね。
先週の9月29日、84歳で旅立たれました。
私が初めてオーティス・ラッシュを観たのは1992年、日比谷野音での「ブルース・カーニバル」もう26年前のことです。
その時出演していたボ・ディドリーもジュニア・ウェルズも優歌団の島田さんもボ・ガンボスのどんとも…みんなみんな亡くなってしまいました。
確かに亡くなってもアルバムで音は聴けるけれど、音楽はやっぱりライヴが一番♪生で観れたことは本当に幸せだったなぁと思います。
しかし残念なことに、その「ブルース・カーニバル」も5年前から開催されていません。
世代交代はどの世界にもあって、若いミュージシャンやオーディエンスがその後続かなければ無くなるしかないということでしょうか…。
オーティス・ラッシュの訃報を受け、改めて思いました
「ほうぼう屋に足を運んでくれる若い人達が、ちょっとでもブルースに興味を持ち好きになってくれたら嬉しいなぁ」と。
「その為に私が出来ることを頑張らなくては!」とも。
素晴らしい音楽を本当にありがとうございました!
オーティス・ラッシュ 安らかに。
店主すー






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