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  • 店主すー

ありがとう、ティナ♪



 去る5月24日、

ティナ・ターナーが83歳で旅立ってしまいました。

…淋しいです。


 私事ですが、

むかし音楽の仕事をしていた事があり、日本各地の米軍キャンプでは彼女の歌も歌っておりました。


 そんな中、この方の歌やステージパフォーマンスから学んだことは本当に沢山!

『Proud Mary』はティナのバージョンで歌わさせて頂いたりと、

私にとってはいろんな影響を受けた方でもあるんです。


 彼女の作品でほうぼう屋がよく流すのは、

1960〜1970年代の元夫とのデュオ「アイク&ティナ・ターナー」時代のもの。

様々なブルーズナンバーも収録されています♪


 しかしその相方であるアイクさんと言えば、

ブルーズ・ギタリストとしては素晴らしい才能を持っていた方なのでしょうが、

夫としては相当なロクデナシ…。


ティナはそんなロクデナシ夫の暴力や浮気や薬物中毒に長年苦しんだ末に自殺未遂…。

表舞台からはしばらく消えていたんですよね。

そんなこんなで、彼女はブルーズを歌う事に嫌気がさしたんだろうと思います。


 しかし

「歌いたい」という気持ちだけは捨てていませんでした。

そこから立ち上がり、見事音楽界に復活♪

どんな辛い事にも負けず立ち上がろうとするバイタリティ、本当に凄い方でした。

彼女の力強い歌声やパフォーマンスには、そんな様々な経験が影響しているのだと思います。


 人種差別が激しい公民権運動の時代に音楽界に登場し、黒人女性歌手の道を切り開いた1人でもありました。

彼女の歌や生きざまから勇気をもらった人は世界中に沢山いたろうと思います。


 ありがとう、ティナ!

どうぞ安らかに。


  店主すー

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