ジョン・メイオール安らかに。
- 店主すー
- 2024年7月29日
- 読了時間: 2分

去る7月22日、
その昔イギリスで始まったブルースロックの火付け役、ジョン・メイオールが90歳で旅立ってしまいました。
メイオールが率いた
「ザ・ブルースブレイカーズ」は、高校時代ロックに夢中になっていた自分に本場アメリカの黒人ブルースを知るキッカケを作ってくれた「恩義のあるバンド」のひとつ。
そこにはエリック・クラプトンをはじめ、ピーター・グリーン、ミック・テイラー…などなど、ロック界のそうそうたるメンバーが山ほど在籍していたのです。
彼らはアメリカのブルースに憧れ、
そのカバーを中心にやっていましたが、私はそういったブルースロック・バンドの面面から本家の存在を知るようにもなってゆきました。
今より情報が少なかった時代、ましてや地方にいる中、そういった方々のお陰でいろんな事を知る事が出来たんですよね。
その有り難さは、往々にして亡くなってから気づく事が多いんです…。
ジョン・メイオール、長い間本当にお疲れ様でした。
そして、ロックやブルースを、ありがとうございます!!
そんな故人を思う気持ちの中で、今回改めて思った事があるんです。
今の若い方々の中に、ブルースを聴く人って本当に少なくなっていますよね。
そもそも身近に「知るキッカケ」がないんだからしょうがない。知らなきゃ支持のしようもないという訳です。
このままではブルースも近いうちになくなってしまうかもしれません…。
昨夜もお客さん達とそんな話になりました。
なのでブルース好きの皆さん、
どうか若い人達にそれぞれの立場ややり方で、決して押し付けずに「興味を持つキッカケ」を作ってあげて欲しいのですm(_ _)m
ほうぼう屋も微力ながら「ブルース保存運動」を西荻のアンダーグラウンドで31年続けていますが、メイオール亡き後はこれまでの恩義に報いるためにも、もっと頑張らねばと。
店主すー
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