「ほうぼう屋 26年目の自己紹介」 ~感謝のご挨拶にかえて~
- 店主すー
- 2018年7月16日
- 読了時間: 3分

「西荻の“ほうぼう屋”って店、行ったことあるよ~(^^)」 そう言ってくれる人は総勢何人ぐらいいるのでしょう…?
多くの方は言います「入りずらい店だ」と。 でも一度来てくれた方はこうも言います「そんなことはなかった」と。... 看板のキャラ、地下で中が見えないこと、「古くさい洋楽を流す店」という印象から 「マニアの店」「料理は缶詰めorかわきもの」「敷居高そう」「内輪ノリの店」「ライヴハウス?」…etc、 そんなイメージを持たれてしまうようです。
まずは、入って頂くことさえ苦戦の連続…それが現実でした(^_^;)
しかし、そのほうぼう屋にこれまで沢山の方が足を運び、いろんな方に支えて頂いてきた
…それもまた現実でした(^-^)
そんなこんなで本日7月16日、 ほうぼう屋は25周年を迎えさせて頂くことが出来ました。はや四半世紀(◎o◎) 皆さん、本当に本当にありがとうございました!
この先はちょっと長くなってしまいますが m(_ _)m 改めて「26年目の自己紹介」をさせて下さい。
「ほうぼう屋」は、美味しい料理やお酒を楽んで頂く飲食店。 分かりやすく言えば居酒屋・ダイニングバー。 時にはレストランとして、バーとして、カフェとして、いろんな使い方をしてもらっています。お酒を飲む人飲まない人、お一人様にもご家族連れにも、いろんな方に来てほしい…そんなスタンスでこれまでやってきました。
店のテーマ音楽を意識した「アメリカ南部(Blues発祥の地)料理」また
「ホッと出来る日本の味」
「ここでしか食べられないオリジナル料理」…など、
飲食店としては当たり前の“食”にこだわり続けこれまでやってきました。 料理は多国籍、お酒はバーボンから日本酒まで、と欲張りな(笑)メニュー構成です。
そして店のもう1つの柱は「Blues」ロックの祖父、ジャズの父、多くの音楽の母であり育ての親。歴史は古く、様々な音楽へ与えた影響は計りしれません。私(店主すー)がリスペクトする音楽です。
勿論、ほうぼう屋に来てくれる方々が「Bluesを知っていようがいなかろうが」そんなことはノープロブレムです! しかし現実を見れば、先に述べたように「入りずらい」と言われる要因にも…(^_^;) 知る人も少なくマイナー、テレビで流れることもなければ日本人の日常で接する機会もない、よく分からない、興味もない、業界人からは「金にならない音楽」とさえ言われる…。そんな音楽であります。
初めて出会ったお客さんから、よく「Bluesって何ですか?」と聞かれます。好きな人ならいろいろな事を言うと思います。「3コード12小節」「黒人奴隷の歴史」「デルタBluesの泥臭さ」「シカゴBluesの華やかなギターテク」「広めたのはロックミュージシャン」「ダンスミュージック」「俺の好み」云々…いろんな捉え方、考え方、言い方があるでしょう。
そんな中、私はこう紹介します「Bluesは憂いを吹き飛ばす音楽」と。 誰しもが持っている「憂い」=「Blues」 そしてほうぼう屋はそんな憂いを晴らして頂く店。そうでありたいと思っています。 それがほうぼう屋が「ほうぼう屋」たる所以だと。
ウケてもらえるか否かの難しい路線で、25年前に勢いで始まった店。しかし一寸先はどうなるやらです(汗) でも、何か良ければ何かが悪い…。 とりあえず日々の仕事に集中し、自分がいいと思うことを信じこの先もやっていきます。
そんな「西荻窪Blues居酒屋 ほうぼう屋」 皆さん、26年目もどうぞ宜しくお願いします!
店主 すー
P.S.このたび製氷機がおNEWになりました~(^^)






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