カティサークが登場する映画『グリーン・ブック」
- スタッフK
- 11月20日
- 読了時間: 2分

前回ご紹介した限定仕入の
ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー「カティ・サーク」
そちらが登場する今の季節におすすめな作品というのが、
映画『グリーン・ブック』(ピーター・ファレリー監督、2018年)
お話は1962年の9月〜クリスマスのアメリカが舞台。
北部ニューヨークに住むジャマイカ系黒人クラシック&ジャズ・ピアニストのDr.シャーリーが、
口が上手くて腕っぷしが強い(=問題解決能力が高い)イタリア系白人のトニーを運転手として雇い、
人種差別根強いアメリカ南部へコンサート・ツアーの旅に出るという、ロード・ムービー。
最初は仕事のために付き合い始め、全く気が合わなさそうな2人なのですが、旅の中で交流を重ねてゆくうちにお互いを知り、友情が生まれてゆくんです。
アカデミー賞作品賞等も受賞しました。
その劇中で黒人ピアニストのDr.シャーリーが、
毎晩1本のカティ・サークを宿のバルコニー等でひとり寂しそうに飲んでいるんです。
Dr.シャーリーは劇中で、
「黒人でもなくて、白人でもなくて、まともな男でもないなら、一体私は何者なんだ!?」
という言葉を吐露するのですが、
スタッフKはそのセリフに強く心動くものを感じてしまいました。
またそんな映画を彩るのが「アメリカの秋の景色」
ミントグリーンの鮮やかなキャデラック車がアメリカの広大な自然の中を走ってゆくのですが、
そこに映る紅葉や太陽の光の景色が観ていてとても穏やかな気分にさせてくれるんです。
ニューヨーク・ブロンクスの地元しか知らない田舎者を自称するイタリア系白人・トニーも、
「俺はこの国がこんなに綺麗だとは知らなかった。何でも見てみるもんだな。」と、妻への手紙で綴るほど。
最近の日本では熊問題で紅葉もなかなか見に行きずらいですが、この映画の中の景色からでも小さい秋を味わうことができますよ♪
映画の最後にはほうぼう屋で流れている音楽・Bluesもしっかり登場しますので、
ご興味持たれた方はぜひご覧になってみてくださいね!
スタッフK






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