シンデレラみたいな「加賀の焙じ茶」
- スタッフK
- 2024年2月9日
- 読了時間: 2分

「ほうぼう屋 チャリティー北陸フェア」メニュー
石川県加賀市 丸八製茶場 「献上加賀棒茶」
「取り除かれた部位を使った地元のお茶」だったものが、
「天皇に献上される品」にまでに成長した、
まるでシンデレラみたいな焙じ茶!
実は加賀の地は、
江戸時代から昭和にかけて茶の栽培が栄えていたそうで、
なんとアメリカにまで輸出していたとのこと。
しかし、
そんな茶どころ・加賀の地元の人たちが飲んでいたのは
「茶葉から取り除いた茎の部分のお茶=棒茶」
商品として採用される茶葉の部分は
あくまでも「お客様用のお茶」であり、
取り除かれた茎の部分は
焙煎して「地元民の日常用のお茶」として、
加賀ではよく飲まれていたとのことです。
そんな茶の歴史がある加賀に訪れることになったのが
昭和天皇。
当時既に高齢だった昭和天皇は刺激が強い飲み物を避けており、
カフェインの少ない「焙じ茶」をホテルで提供することになったそうです。
そこで
「天皇をおもてなしする最高の焙じ茶」として、
地元の歴史にもゆかりがある「棒茶」に注目し、
改めて産地から火入れ方法まで研究し、開発されたのが、
この丸八製茶場の「献上加賀棒茶」だったという訳です。
お味は一般的な焙じ茶と違い、
ほんのり甘味を感じられ、すっきりした香り立ち!
「茎」の部分は茶葉より光合成をしないため、
渋味の元であるカテキンより旨味を感じるテアニンが豊富となり、
そのようなお味になるそうです。
…そしてなんと、
ご紹介前にもう既に一回目仕入分が売り切れ間近のため、再仕入れしました!
皆様ぜひぜひお試しください♪
スタッフK
●参考ページ : https://www.kagaboucha.co.jp/cat2/4
★こちらの「ほうぼう屋 チャリティー北陸フェア」メニュー商品の売り上げの一部は、
日本赤十字社による「令和6年能登半島地震災害義援金」(詳細→https://www.jrc.or.jp/contribute/help/20240104/)へ、
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