「いいものはいい！」って、

　ほうぼう屋は、

本日より営業を再開させて頂いてます(^^)/

　さて、

テイクアウトやデリバリーにも挑戦しかれこれ2年近くが経過。

いざやってみると大変な事もありましたが、何事も勉強です。

　たとえば

「冷めても美味しく」

「注文から提供までがスピーディに」

「持ち帰りやすく」

といった細かい配慮などなど。

　そして今はコロナ禍で需要も結構ありますが、

ご利用される方は必ずしもそういった理由だけとは限りません。

ふと頭に、こんな昔話がよぎりました。

　…それは昔々のアメリカ、

まだ黒人と白人で入れる飲食店すら分けられていた時代。

今では考えられないことですが、

その時代に黒人が入店できなかった店では、

テイクアウトするしかなかったと言います。

　けれど

そんな馬鹿げた事に風穴を空けてくれた１つの文化が、

BluesやJazzといった音楽でした。

「黒人だろうが白人だろうが関係ない、いいものはいい！」

と認め合える人が増えてゆき、

バスでも飲食店でも、席の分け隔ては無くなってゆきました。

　もちろん今の時代の日本ではそんな理由などあり得ません。

　ですが今、

テイクアウトやデリバリーなど様々に使って頂くお客さんの事を思うと、

「店内だろうがテイクアウトだろうが、美味しいものは美味しい！」

と感じてもらえるようなお料理を、

そしてその料理を目の前にする時のワクワク感を、

店内で食べる時に負けないくらい持ち帰ってほしいなと思うんです。

　そんな事を思いながらアレコレ踏ん張っているほうぼう屋ですが、

この先もどうぞ宜しくお願いしますm(__)m

　　店主すー