限定メニュー!「チタリングス(アメリカ南部風もつ煮込み)」
- 店主すー
- 2月28日
- 読了時間: 3分

今年の年始、
「チトリン・サーキット(豚もつ巡業ルート)の王」
ボビー・ラッシュ93歳のLIVEを観てから一念発起し、
試行錯誤していたメニューがやっと完成しました〜(^^)/
限定メニュー!
「チタリングス(アメリカ南部風もつ煮込み)」
改めてこちらの料理のご紹介!
今では日本で人気のもつですが、昔は何と棄てられていた部位だったそう。
またそれは、貧しき人、弱き人、虐げられた人々の食材でもあったという歴史的背景もありました。
けれど食糧難の時代、
それまで棄てていた人達ももつに注目し「どうやったら美味しくなり、お腹もいっぱいになるのか?」と工夫し始めたのだとか。
そんな中で、「もつは鮮度が大事で下処理に手間をかければ脂も臭みも取れて美味しくなる」という事が分かり、日本では美味しい食材になっていったという訳なんですよね。
「本来棄てていたもつをいかにして食べるか」
それはアメリカ南部の黒人伝統料理「ソウルフード」の原点と同じ!
そしてアメリカ南部のソウルフードにも「チタリングス」と呼ばれる「もつ煮料理」があるのですが、
使われるもつが日本とは違いメチャクチャ臭いのだとか(^^;)
なので今では好んで食べる人も居なくなり、食卓から姿を消しつつあるそうです。
日本では美味しくする方法がちゃんとあるのに…何かそれって凄く悔しいですよね。
そこでほうぼう屋ではBluesとも縁が深いこのアメリカ南部ソウルフードに思いを馳せ敬意を払い、
丁寧に下処理された日本の豚もつを使って再現してみました!
ふんだんにスパイスを使い、香味野菜をレッドキドニービーンズと煮込んだ豚もつ。
本場ではクタクタに柔らかく煮込むようですが、今回はあえて歯応えを残しました。
また、苦手な方もいらっしゃるので辛さは少し抑えめにしましたが、欲しい方はアメリカ南部発祥のタバスコをオーダーして下さいね♪
そしてこれ、おかずにもなるのでご飯やバゲットが欲しい方はそちらも是非!
…そして、もう少しだけお話させてほしいことが。
「料理」というのもちろん、
栄養がとれて、美味しくて、楽しいことが何より大切な事だと思います。
ただ、「ソウルフード」というのは単にそれだけではなく、
「その料理が生まれた歴史的背景や意味、想い」も込められていて、むしろそこが重要だとも言われているんです。
昔、奴隷として連れてこられたアフリカ系アメリカ人の祖先達が苦難を歩み、なんとか生き延びてくれたからこそ今の子孫達があるという「感謝の気持ち」や「誇り」。
そしてその歴史を思うことこそが、アフリカ系アメリカ人の方が現代でソウルフードを作って食べる意味でもあるんだそうです。
そんな簡単に忘れてはならないアメリカの、そして人類の歴史の一部である食文化でもあるんです。
私(店主すー)はあくまで日本人ではありますが、
Bluesやそこから生まれた音楽が好きな料理人として、
この一品でアメリカ南部の歴史や、その国で生き延びてきた先人の思い、温もりを少しでもお伝えする事が出来たら嬉しいです♪
皆さまのご注文をお待ちしております!
店主すー


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