Do You Know “Soul Food”?
- 店主すー
- 2022年11月28日
- 読了時間: 2分

限定メニュー「ケールのウィルテッドサラダ」
好評につき、またまた復活しております!
そう言えば、
『拾われた男』第6話でサトル(仲野太賀さん演)と青木(青木崇高さん演)がほうぼう屋のカウンターで食べていたのは、
「ダーティー・ケイジャンライス」や
この「ケールのウィルテッドサラダ」といった、
アメリカ南部伝統料理「Soul Food」でした。
アメリカ公開映画『進撃の巨人』に出演が決まったサトルに、
ハリウッド進出のため「IMDb」というサイトへの登録を勧める青木。
そんなサトルに、
「まずは英語の勉強!」と活を入れる事務所マネージャーの日立さん(鈴木杏さん演)。
そこで今回はちょっと英語の勉強も兼ねて、
お2人が食べていた「Soul Food」についてのお話を。
日本で「ソウルフード」といえば、
「郷土料理」とか「おふくろの味」みたいな意味合いでよく使われていますよね。
でもそれは、
「Soul Food」本来の発祥地・アメリカでは全く通じない言葉の使い方なんです。
本来「Soul Food」とは、
「アメリカ南部発祥のアフリカ系アメリカ人の伝統食のみ」を指す言葉。
…時は200年前。
19世紀後半まで続いた奴隷制の中、労働を強いられたアフリカの人とその子孫が食べてきたのは、
白人に捨てられた「家畜の内臓、野菜の硬い葉、茎、根っこ、皮…」などなど。
そんな見向きもされず「捨てられた食材」を使い、
知恵と工夫と手間をかけて調理したのが
「 Soul Food」の原点!
もちろん現代に奴隷制なんてありえませんが、
今では「アメリカを代表する料理ジャンルのひとつ」となり、高級専門店まであるのだとか♪
ちなみに日本で暮らす私たちにとって最も知られている
Soul Foodの一例が、
これからめちゃめちゃ売れるようになる「フライドチキン」だったりします♪
そして「 Soul Food」には、
「元気づける食べ物」という意味もあるそう♪
そんな本来の意味や歴史を知った上で
広い意味では、
この『拾われた男』に登場する「太巻き(FUTOMAKI)」も、
「サトル等にとってのジャパニーズ・ソウルフード」と言えるのかもしれませんね♪
どんなものも
「捨てる人あれば、拾う人あり」です(^^)v
店主すー
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