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  • 店主すー

Do You Know “Soul Food”?


 限定メニュー「ケールのウィルテッドサラダ」

好評につき、またまた復活しております!


 そう言えば、

『拾われた男』第6話でサトル(仲野太賀さん演)と青木(青木崇高さん演)がほうぼう屋のカウンターで食べていたのは、

「ダーティー・ケイジャンライス」や

この「ケールのウィルテッドサラダ」といった、

アメリカ南部伝統料理「Soul Food」でした。


アメリカ公開映画『進撃の巨人』に出演が決まったサトルに、

ハリウッド進出のため「IMDb」というサイトへの登録を勧める青木。

そんなサトルに、

「まずは英語の勉強!」と活を入れる事務所マネージャーの日立さん(鈴木杏さん演)。


 そこで今回はちょっと英語の勉強も兼ねて、

お2人が食べていた「Soul Food」についてのお話を。


 日本で「ソウルフード」といえば、

「郷土料理」とか「おふくろの味」みたいな意味合いでよく使われていますよね。

でもそれは、

「Soul Food」本来の発祥地・アメリカでは全く通じない言葉の使い方なんです。


 本来「Soul Food」とは、

「アメリカ南部発祥のアフリカ系アメリカ人の伝統食のみ」を指す言葉。


…時は200年前。

19世紀後半まで続いた奴隷制の中、労働を強いられたアフリカの人とその子孫が食べてきたのは、

白人に捨てられた「家畜の内臓、野菜の硬い葉、茎、根っこ、皮…」などなど。


そんな見向きもされず「捨てられた食材」を使い、

知恵と工夫と手間をかけて調理したのが

「 Soul Food」の原点!


 もちろん現代に奴隷制なんてありえませんが、

今では「アメリカを代表する料理ジャンルのひとつ」となり、高級専門店まであるのだとか♪


ちなみに日本で暮らす私たちにとって最も知られている

Soul Foodの一例が、

これからめちゃめちゃ売れるようになる「フライドチキン」だったりします♪


 そして「 Soul Food」には、

「元気づける食べ物」という意味もあるそう♪


そんな本来の意味や歴史を知った上で

広い意味では、

この『拾われた男』に登場する「太巻き(FUTOMAKI)」も、

「サトル等にとってのジャパニーズ・ソウルフード」と言えるのかもしれませんね♪


 どんなものも

「捨てる人あれば、拾う人あり」です(^^)v


  店主すー

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