すー、メイヴィスに会いに行ってきます!!
- 店主すー
- 3月11日
- 読了時間: 3分

あの東日本大震災から今日で14年経ったんですね。
…当時の思いがいろいろ込み上げてきます。
さて、
この頃ほうぼう屋ではこんなアルバムをヘビロテで流しているんです♪
と言うのも今週、かのゴスペル・ソウルシンガーでおん歳85歳のメイヴィス・ステイプルズの来日公演が!
そしてラッキーな事に、
私は店の定休日に観に行ける事となりました(^^)v
それもこれも、
お客さんのKさんとのご縁があったからです。
本当に感謝m(_ _)m
この方の歌を初めて聴いたのは、かれこれ50年前。
当時中学生だった私はラジオから流れてきたステイプル・シンガーズの「I'll Take You There」という曲を聴き
「なんじゃこりゃ!カッコいい〜(O_O)」となった訳です。
けれど当時は歌詞の内容が「宗教的なメッセージ性の強いもの」という事など全く知りませんでした。
しかしその後、
ロック好きだった私はそのルーツとなったブルースやゴスペルにも興味を持つようになり、
その歴史的背景なども知るようになっていったんです。
そんな中、
ゴスペルは奴隷制度時代にアフリカからアメリカに連れてこられ人間として扱われなかった黒人の人達が、その辛い生活の中でキリスト教に救いを求めた宗教音楽だという事を知りました。
けれどそのキリスト教は、そもそもキリスト教徒ではなかったアフリカの人達が白人(雇い主)から無理矢理押し付けられたものだったんです。
そこで、それまで馴染んでいたアフリカの土着宗教や文化というフィルターを通して解釈し、独自に生み出していったものがゴスペルなんです。
何にでも言える事だと思いますが、
価値観を他人から押し付けられたって、何も心に響かないし本当の意味も持ちませんよね。
ゴスペルと言えば、
日本でも映画「天使にラブソングを」が火付け役となりゴスペルブームが起こりました。それがきっかけでゴスペルを歌い始めた人は数知れず。実際私の周りにも何人もいます。
そんな中
「黒人でもなくクリスチャンでもないのに、ゴスペルを歌うってどうなの…?」という意見もあります。
それはブルースに対しても言われる事ですが、私は全く問題ないと思うんですよね。
だって歌は自由です♪
例えば同じ歌でも歌う人や聴く人が違えばその意味も違うし、それぞれの人の想いがその歌になるんだろうと思うんですよ。
ゴスペルは
「人を愛する事」
「諦めずに前を向いて生きていく事」
「誰もが神様によって生かされている価値のあるものだという事」
などを歌っています♪
それってクリスチャンじゃなくとも
日本人でも必要としているメッセージなんじゃないでしょうか?
なのでゴスペルだろうとブルースだろうと、
自分の想いで自由に歌えばいいと思います!
きっとメイヴィスだってそう言うと思うんですよね。
さて、木曜日はめっちゃ楽しみ♪
だから仕事頑張る!!
ランチも来週から平日も復活させようかなぁと検討中で〜す(^^)/
店主すー
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