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もし、「元気にしてくれるウィルス♪」があったら。
- 店主すー(サイト所有者)
- 2021年5月20日
- 読了時間: 2分

「いずれ、ラグタイム(ジャズのルーツ)は認知され広がる。ウィルスのようにね。
しかも、病気でなく元気にしてくれるウィルスだ♪」
-1947年公開 映画『ニューオリンズ』より
…このご時世に聞くと、特別印象的だなぁと思った台詞。
先日、最近覚えたばりの「アマゾンプライム」というものでたまたま初めて観ました。(笑)
この映画の舞台は、
ほうぼう屋で流しているブルーズやラグタイム、そしてジャズなんていう音楽がまだ浸透していない1917年のニューオリンズ。
当時の上流社会は「音楽=クラッシック」で、
ブルーズだのジャズだのは低俗なものとされていた時代だったわけです。
でもそんな意識の原因は
「音楽そのもののせい」では無いんですね。
「白人には馴染まないもの」という差別意識や人種問題、それが原因で黒人が置かれた社会環境などのせいで、
偏見し、敬遠する人々がいたということ。
それでも「いいものはいい!」と、
この映画ではそんな黒人の音楽を広めようとした、黒人と白人の苦労や愛が描かれていました。
サッチモことルイ・アームストロングやビリー・ホリディを始め、
音楽界のレジェンド達が役者として登場する貴重な映画でも!
いつの時代も、
新しいものって浸透するまでに時間がかかるんですよね。
いつか未知のウィルスだったコロナや感染対策、ワクチンだって、
色んな事がどんどん分かってゆく時代が来るのでしょう。
いずれにしても「元気にしてくれるウィルス♪」なら大歓迎!!
皆さん、ステイホーム中にぜひご覧になってみてはいかがでしょう!
オススメです(^^)/
店主すー
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