今日はほうぼう屋の30周年!
- 店主すー
- 2023年7月16日
- 読了時間: 2分

「♪朝起きたら ほうぼう屋は30歳に…
あ〜 朝起きたら 私も30歳になってました〜!
(…なわきゃ〜ない)
ん〜 楽しい 苦しい 悔しい時も
ずっと一緒だった
タラリラドゥダラタラリラ
ジャッジャ〜〜ン♪
サンキュー! ( ´θ`)ノ」
という事で、
今日ほうぼう屋は30周年を迎えさせて頂きました!
先日私自身も61歳を迎えたので、
人生のほぼ半分をこの店と一緒に歩んできたというわけであります。
それもこれもみんな
店に足を運んで頂いたお客様、お世話になっている取引先や様々な形で支えて頂いた方々、
そして一緒に頑張ってくれたこれまでの歴代バイトさん達やスタッフK、
そんな皆さんがいてくれたお陰で今日があるという事です!
本当に本当に、言葉では言い表せないほどの
感謝。 ありがとうございました!!
それにしても、
ある意味申し訳ない正直なお話なのですが
「お店をやりたい」という気持ちがこれっぽっちもなかった自分が、
当時働いていた店の閉店がキッカケとなり、不思議な偶然や人との出会いによって「無謀」に始めたのがほうぼう屋だったのです。
「そんな勢いだけで大丈夫…?」
今は亡き父や母にも相当心配されました。
それまでの私は音楽の仕事をメインと考え、
食い繋ぐために飲食業界(主に厨房)のバイトも並行し続けていました。
しかしその飲食の方が本業となり、
まさか自分が店を構えこの日を迎えさせてもらえる日が来るなんて。
やっぱり人生思うように進まない、しかし思いがけず進むんですよね。
もちろん、30年前クロスロードに立った時はアレコレ悩みもしました。東西南北、どの道を選んでどこに進むべきかと。
けれど「この道はきっと大変だろうな」というのも覚悟のうえ、勇気を出して進み始めた訳です。
当時私は31歳、分別も知恵も経験も全然足りてなかったろうと。
でも、その足りなさや勢いがこのほうぼう屋を生みました。
オープンしてからはやっぱり試練の連続。
でも今は、それが良かったと思っています。
何でもかんでも思い通りに進む人生なんて、何の感動もありませんよね。
楽しい日も苦しい日も悔しい日も、今思えばどれも愛おしい日々。
だから、この道を選んだ30年前の無謀な自分にも「サンキュー!」と言います。
さてそんな節目の今日、
ほうぼう屋は「終日貸し切り」
オープンはなんと早朝5時45分!!
ご予約の内容は「ドラマ撮影」
何とも感慨深い記念日となりそうです(^-^)
西荻窪 ほうぼう屋 店主 櫻田好子(すー)
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