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店主すーの手術&入院レポ!

  • 店主すー
  • 2024年12月30日
  • 読了時間: 5分

今年も残すところあと3日なんですね。

いやぁ〜それにしても、やっぱりシャバの空気はうまい!…と言うか、今まで何気なくそこにあった色々が、本当はとっても大切だった事を改めて今回気づかされました。


 病院から外へ出て自宅へ帰る道すがら、

見える景色や聞こえる鳥たちの鳴き声などが素直に愛おしく感じられ、この頃の自分には欠けてしまっていたものを見せられたような気が。そしてふと

「 ♪ I see trees of green red roses too 〜

what a wonderful world」というサッチモの名曲「この素晴らしき世界」が心の中で鳴り響きました♪


 さてこの度、

私(店主すー)は大腸がんの摘出手術を受け8泊9日の入院生活を終え、一昨日なんとか無事に退院させて頂く事が出来ました。


 しかしまだ患部には痛みが残っており、仕事への復帰にはもうしばらく時間がかかりそうですm(_ _)m

その間はスタッフKが本当にいろんな意味で頑張ってくれておりますので、皆さまどうぞ宜しくお願い致します!


 そう言えば、

「手術や入院生活のレポ待ってますよ〜!」というKさんのコメントがありました。

入院中はそれどころではありませんでしたが、頭や身体のリハビリも兼ね備忘録を残すためにも、今回ちょっと書かせて頂こうかなぁと。…だって暇だし(笑)

少々長めの私事ではありますが、誰かのお役に立てたらと。ご興味のある方は読んでみてくださいね。


 手術当日は前のオペが押してしまったという事で、予定より1時間遅れの午後3時ごろから始まりました。

私は病室を出て息子や看護師さんと一緒に手術室までテクテク歩いて行ったのですが、そこは想像以上に広々としており色んな装置があったので「アレなんだろう?コレなんだろう?」と興味深くアチコチを眺めていたんですよね。


するとベッドに横になるよう促され、何とその場にいたスタッフ7〜8名の方々が私の周りに集まって「天にまします我らの父よ〜」とキリスト教式のお祈りをしてくださり、何とも有り難い気持ちに包まれました。アーメン!(^人^)


そんな中「今から麻酔入れますよ〜」と言われたところまでは覚えているのですが、その後の記憶は全くなく私は眠りに落ちてしまったようです。 (-_-)zzz

因みに「すーさんは大酒飲みなので麻酔が効かないかもよ〜!」と常連のNちゃんから脅かされておりましたが、何の何のちゃんと効いてくれたようで助かりました(^^;;


麻酔から覚めた時にはもう手術が終わっていましたが、一瞬「え、ここは何処…?」「私何やってんの…(・・?)」と不思議な気持ちになりました。しかしドクターから「櫻田さ〜ん、手術無事終わりましたからね〜!」と言われ「あ〜そっか、手術してたんだった!」と正気に戻りました(O_O)


 その後ストレッチャーに乗せられ病室に戻ったのが午後6時すぎ。病室を出てから3時間ほど経過していました。

しかし手術はゆうに4時間以上かかると言われていたので一瞬「アレ?」と思ったのですが、その後ドクターからこう言われたんです。「櫻田さんは痩せていて内臓脂肪もほとんどなかった事から、手術もし易く予定より大分早く終える事が出来たんですよ」と。

なるほど〜!そういう事情があるんですね。

私は昔からバ〜ンと太った体型の女性に憧れていたのですが、今回は痩せている事が功を成してくれたようです。


術後全身麻酔が切れ、その後の痛みを軽減させる「硬膜外麻酔」なるものが背中のカテーテルから投与されてはおりましたが、患部の痛みが強く寝返りも起き上がる事もままなりませんでした。


 しかし何と手術翌日から

「櫻田さ〜ん歩きましょうね!」と

体に沢山の管をつけたまま病棟内を歩くよう促されました。これが結構スパルタで厳しかったのですが、ベッドに寝たままだと血栓が出来たり、癒着が起きて腸閉塞になってしまったりするからなのだそう。つまり「愛のムチ」なんです( T_T)\(^-^ )

やむを得ず暫くの間はエビのように腰を曲げ「うおぉぉ〜」とうめきながら病棟内を歩きました…(涙)


そして術後4日間は絶飲絶食だったので点滴で栄養を取っていたのですが、5日目にして初めて出され口から飲んだ水や重湯。これは本当に本当に有り難くて五臓六腑に染み渡りました〜(T-T)



 因みに私がお世話になった東京衛生アドベンチスト病院は、お肉やお魚は一切使わない完全卵乳菜食メニュー。(お肉っぽく見えるものもありましたが、実はベジミート)

これ味気ないのかと思いきや、口にしてみるとどれも薄味ながら野菜から出るお出汁をうまく使っていて素材の味がしっかり分かり、栄養士さんや調理師さん達の愛が伝わりましたm(_ _)m


 クリスマスイブにはドクターと病院からそれぞれ「入院患者の皆さんへ」とプレゼントが手渡され、聖歌隊の方々が歌う讃美歌が病棟に厳かに響き渡り、何だか今年は思い出深いクリスマスとなりました♪


あ、部屋に訪問してくださった牧師様とはブルースとゴスペルについてのお話しもゆっくりする事が出来たんです…というのはまた別のお話しで(^^)/


 さて来年1月15日、

摘出されたがん細胞の病理検査結果を聞きに行く事になっており、その時に転移がないかどうかが分かるそうです。それまで気が気ではないのですが、どんな結果が来ようと負けません。


来るなら来い!…でもできれば来るな(^^;

そして退院出来たからと言っていい気にならず、体調管理に務めようと思います。


写真は病棟の窓から見えていた景色♪



  店主すー

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