映画『ブルースの魂』観てきました〜♪
- 店主すー
- 1月10日
- 読了時間: 3分

B.B.キング生誕100周年を記念し、
現在日本でも公開中の映画『ブルースの魂』♪
昨日の定休日、ほうぼう屋一同(2人)で観に行ってきました〜!
何と言っても、B.B.と言えばほうぼう屋看板のモデルにもなっている重要なお方。
ああ生きていたら100歳だったんだなぁ…としみじみ思ってしまいました。
この映画に出てくるブルースミュージシャンは、バディ・ガイ以外もう皆さん亡くなっています。
しかし1972年に撮影されているこの作品の中では、皆さんの元気だった頃の演奏を聴く事が出来、本当に貴重な記録を観せて頂いたと感謝の気持ちにもなりました!
特にマンス・リプスカムやファリー・ルイスといったカントリー・ブルースマンの映像はめっちゃ貴重です!
あ、ブギピアノを鳴らすルーズヴェルト・サイクスもカッコよかったな〜!
そしてこの頃の若かりしB.B.の映像を観ながら、私はふとほうぼう屋の常連さんでおん年77歳であるKさんという方を思い出しておりました。
というのは、
なんとKさんはその頃に来日したB.B.が移動する車の運転手や付き人をやったことがある方なんです!
この映画が撮影された前年の1971年にB.B.は初来日。その時は、大手町にあるサンケイホールでの4回に渡る公演の合間に、今や伝説のショークラブ「赤坂ムゲン」でのステージもこなしていたのだそう。
かなりハードなスケジュールだったと思いますが、サンケイホールやムゲンを行ったり来たりしながら実際のB.B.に間近で接していたんですね。
当時のB.B.は46歳。Kさんから聞かされていたのは、正にこの映像のころだったんだなぁと。
さて、
映画はドキュメンタリーとフィクションで構成されていました。
しかしライヴと並行し繰り広げられるドラマ部分の演出は、人によって賛否が分かれるかもしれませんね。
70年代初頭のハーレムに住むカップルのお話なのですが、彼氏の方がどうしようもないヒモで…(^^;
これ以上はネタバレになるので言えませんが、こんなふうにしか生きられなかった当時の黒人たちを描くドラマとブルースミュージシャン達の演奏が上手く重なりあっていたと私は思います。
あ、あのキッチンで食べていたチキンの味付けも気になりました〜!
そして最後に
ハーピストのソニー・テリーがこう言ってるんですよね。
「ブルースは悲しいだけじゃない」と。
きっとカップルの結末はそういう事を伝えたかったのかもしれません。
まぁ人によって感じ方はそれぞれだと思いますが、特に今の私にとっては元気や勇気をもらえるいい作品でした!
ご興味をもった方は是非映画館に足を運んでみて下さいね〜(^^)/
予告編はこちら♪
店主すー
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