「西荻窪 Blues居酒屋 ほうぼう屋」は満28歳
- 店主すー(サイト所有者)
- 2021年7月16日
- 読了時間: 3分

本日、
「西荻窪 Blues居酒屋 ほうぼう屋」は満28歳を迎えました!
昨年に引き続きコロナ禍の中、
この日を迎えさせてもらえた事はすごく感慨深く、どれだけ有り難い事かを痛感しております。
様々な形でご利用、応援して頂いたお客様、
一緒に頑張ってくれているスタッフK、
本当に本当にありがとうございます!!
ささやかですが、
今日来て頂いた方には「メニューにあるソフトドリンクなんでも一杯無料!」とさせて頂きます(^^)/
さて、
これまでの28年を振り返ってみると、沢山の人との出会いがありました。
そしてほうぼう屋に来ていた方同士が恋をしたり、結婚して子どもが産まれたり、その2人の子が今は来てくれていたり。
また、バンドを組んだり、会社を立ち上げたりと…いろいろです。
しかし今、コロナによって、
「人が集まったり出会ったりする事」が、
「巡り巡って人の命を奪ってしまうかもしれない事」となってしまう世の中に変わりました。
そんな世の中にほうぼう屋も正面からぶつかり、
この1年以上はそれまでのやり方を変えなければならない事が沢山ありました。
長年慣れた事を変えてゆくのは、かなりしんどかったです。(特に私は。(T_T))
けれど、だからこそ気づかされた事だっていろいろあるんです。
たとえば、
テイクアウト&デリバリーへの挑戦。
いざやってみたら、
「これまで一度も直接お会いした事がない」なんていう新たなお客さんが増えてゆきました。中には常連になった方々も!
これには私もちょっとビックリ(O_O)
それまでの「ほうぼう屋のサービス」とは
店内で飲食して頂くのが100%
なので、ほうぼう屋という店の価値とは、
料理やドリンクはもちろんですが、
流れる音楽、店の雰囲気、接客に伴う会話など、
様々な付加価値を買って頂いてる面が強いのかなと、正直思っていました。
しかし
テイクアウトやデリバリーはズバリ「その料理&ドリンクのみ!」
そんな事から改めて
「ほうぼう屋のサービスって何だろう」という事を考えさせられ、
ほうぼう屋本来の商品「料理とドリンク」の価値に改めて気づかせて貰いました。
私も曲がりなりに、
都心の高級飲食店の厨房で足蹴にされ、厳しく育てられてきた身。
料理人としての血が騒ぎました!
(足蹴にするのは現代ではパワハラですが。苦笑)
それでもこれまで28年、
一貫してほうぼう屋がやってきた事を言わせて頂くならば
「必要としてくれる人に必要とされるものを提供させて頂き、元気になってもらう事」です。
そしてそんな
「必要とされるもの」というのは、
その時々の状況、時代、感性によって少しずつ変わってゆくものなんですね。
そんなことを考えてると、
B.B.キングが何故Bluesシンガーになったのか、という話を思い出します。(そのお話はいずれまた。)
そんな「西荻窪 Blues居酒屋 ほうぼう屋」
29年目も何とか踏ん張ります!
皆さま、どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
西荻窪 Blues居酒屋 ほうぼう屋 店主 櫻田好子(すー)
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