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  • 店主すー

Bluesと鉄道♪


 みなさん、これ何だか分かりますか?


 実は1850年頃、

アメリカ南部を実際に走っていた機関車をモデルにした

「蒸気機関車型のAMラジオ」なんです!


「いい感じの機関車の置物、どこかにないかなぁ…」

そう以前から私に頼まれていたスタッフKが、

ついに西荻北のカッコいいヴィンテージストア

「North West Antiques」(HP→ https://northwest-antiques.com )さんで発見!


それまでどんな人が持っていたのかは分かりませんが、

このたびご縁があってほうぼう屋に(^^)v


 というのも、

ほうぼう屋で流れる音楽「Blues」は、

列車や鉄道と切っても切れない関係があるんです。


 特に1920年〜30年代に録音された「戦前Blues」と言われるものの中には、鉄道用語や列車がモチーフとなっているものが頻繁に登場。


こちらの写真に写る

ブラインド・ウィリー・マクテルさんも鉄道ブルースをいろいろと演ってます♪


 曲中ではよく汽笛やベルの音をギターで模したり、列車の音はハーモニカで、と

楽器でその音が表現されている事も。


当時の黒人(アフリカ系アメリカ人)達にとっては、

線路開拓や炭坑工夫の労働者として働く場でもあった訳で、

彼らの生活の中に深く根ざしていた存在だったのでしょうね。


 そしてそれ以上に「鉄道」とは、

彼らにとって単なる仕事場や交通手段というだけではなく、

きっと「今の状況から抜け出す事の象徴」でもあったのだろうと。


実はほうぼう屋の店名の由来となった言葉

「hobo(ホーボー)」も、鉄道とは大変深い関わりが。

…というのは、また別のお話で(笑)


 それにしてもこの品

随分古いものだと思うのですが、磨いて電池を変えてちゃんとラジオが鳴ったときには思わず感動!


「ラジオが流れる」という本来のお役目もちゃんと失われていませんでした〜。凄い!!


  店主すー

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