Bluesと鉄道♪
- 店主すー
- 2023年6月29日
- 読了時間: 2分

みなさん、これ何だか分かりますか?
実は1850年頃、
アメリカ南部を実際に走っていた機関車をモデルにした
「蒸気機関車型のAMラジオ」なんです!
「いい感じの機関車の置物、どこかにないかなぁ…」
そう以前から私に頼まれていたスタッフKが、
ついに西荻北のカッコいいヴィンテージストア
「North West Antiques」(HP→ https://northwest-antiques.com )さんで発見!
それまでどんな人が持っていたのかは分かりませんが、
このたびご縁があってほうぼう屋に(^^)v
というのも、
ほうぼう屋で流れる音楽「Blues」は、
列車や鉄道と切っても切れない関係があるんです。
特に1920年〜30年代に録音された「戦前Blues」と言われるものの中には、鉄道用語や列車がモチーフとなっているものが頻繁に登場。
こちらの写真に写る
ブラインド・ウィリー・マクテルさんも鉄道ブルースをいろいろと演ってます♪
曲中ではよく汽笛やベルの音をギターで模したり、列車の音はハーモニカで、と
楽器でその音が表現されている事も。
当時の黒人(アフリカ系アメリカ人)達にとっては、
線路開拓や炭坑工夫の労働者として働く場でもあった訳で、
彼らの生活の中に深く根ざしていた存在だったのでしょうね。
そしてそれ以上に「鉄道」とは、
彼らにとって単なる仕事場や交通手段というだけではなく、
きっと「今の状況から抜け出す事の象徴」でもあったのだろうと。
実はほうぼう屋の店名の由来となった言葉
「hobo(ホーボー)」も、鉄道とは大変深い関わりが。
…というのは、また別のお話で(笑)
それにしてもこの品
随分古いものだと思うのですが、磨いて電池を変えてちゃんとラジオが鳴ったときには思わず感動!
「ラジオが流れる」という本来のお役目もちゃんと失われていませんでした〜。凄い!!
店主すー
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