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ディッキーさん、やっぱりドラムは2人必要でしたか〜??

  • 店主すー
  • 2024年4月27日
  • 読了時間: 3分


 GW突入♪

ほうぼう屋は月木定休以外はいつも通り変わらずやってま〜す!


 さて去る4月18日、

オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナルメンバーである

ディッキー・ベッツが80歳でこの世を旅立ってしまいました。


ディッキーさん追悼という事で、

この頃お客さんからもよくリクエストを頂くのですが、やっぱりオールマンズがBluesへの入り口だったという方は多いんだなぁと実感します。

そういう私にとっても、Bluesへ導いてくれた大事なロックバンドの1つでもありました。


 実はそんな彼らの演奏を初めて聴いた時に私が思ったのは

「ドラムって2人必要なんだろうか?」という事でした。

というのは、当時自分自身がドラムをやっていたからなんですよね。

その頃は、ドゥービー・ブラザーズとかグレイトフル・デッドなどツインドラムのバンドが色々目につきました。しかしツインドラムはかなりのスペースを取りますので、練習場所やライヴをやるハコだってそうそうなくて大変だと思ったわけです。

…というのは、また別のお話で。


 話は戻りますが、

Blues発祥の地アメリカ南部で育った彼らの音楽的背景には、カントリー&ウェスタンあり、フォークソングあり、そしてその土台にはしっかりBluesがあったというわけなんです♪


 このバンドの名を世界に知らしめたのは、

何と言っても1971年に発表された『フィルモア・イースト・ライヴ』だったろうと。

オープニング1発目を飾るのが「Statesboro Blues」というナンバーなのですが、実はこの曲は1928年に発表されたブラインド・ウィリー・マクテルという盲目のブルーズシンガーの曲なんです。


そのオリジナルの方をお客さんに聴かせてみると、

「え〜!原曲ってこんなカンジだったの?」とビックリされる方が多いんですよね。

私も最初は凄く違和感がありました。うっかりすると原曲とは気づかないぐらい。

しかし実は彼らも、タジマハールがカバーしたバージョンを参考にしたという事をずいぶん後で知ったのであります。


 それにしても、

彼らは古いカントリー・ブルーズからTボーン・ウォーカーやエルモア・ジェームスといったモダンなものまで色々カバーしているのですが、彼らの黒人ブルーズの取り上げ方、そのアレンジや演奏のセンスは本当にどれも素晴らしい!

数々のブルーズナンバーを世界に広めたという点でも貢献したバンドだったろうと思います。


 そして今思えばビックリする事に、

このライヴが録音された頃は、何とデュアン・オールマンが25歳でデッキー・ベッツが28歳という若さだったんですよね。

もしや、彼らもクロスロードで悪魔に魂を売った方々だったかもしれません…。


ディッキー、数々の名曲名演、本当にありがとうございました!

ドュアン亡き後も彼の分まで長いこと頑張ってくれていました。今ごろあちらではフィルモア・イーストが再演されているかもしれませんね♪


どうぞ安らかに。


  店主すー

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